仕事でチームワークを向上させる方法とは?
どうも、山元タカトブです!
今回は、「仕事でチームワークを向上させる方法」についてお話します。
チームワーク良ければ仕事は回る
突然ですが、一つ質問させてください。
あなたは今、何人の部下がいらっしゃいますか?
もしくは、多くの若い人材を束ねる立場にありますか?
もしそうでなかったとしても、きっとあなたの周りには同僚と呼ばれる人たちがいて、上司がいて、そのさらに上には上司がいて・・・
一人だけで仕事をしているということは、そうそうないと思います。
つまり、仕事は原則的に「チームワーク」というわけです。
そしてこのチームワーク。
意外と個人プレーが横行する、あるいは個人プレーでも十分にビジネスが回る世界でも、重要だったりします。
サラリーマンとして組織に所属している以上、
「チームワークを疎かにすることはできない」
というわけですね。
裏を返せば、チームワークが良ければ仕事はどんどん回っていき、まるで
「勢いが止まらなくなった暴走機関車」
のごとく結果を出し続けるようになると言えるのです。
そして勢いがついた機関車はどうなるかと言うと、急には止まれません。
ある程度のスピードまで加速していくと、仮に途中でアクセル
(↑機関車のアクセルって、何ていうんでしょう?マスコン?マスコンは電車か?誰か教えて下さ~いw)
がなかったとしても、そして燃料補給がなかったとしても、ある程度惰性で走り続けます。
これが何を意味するかというと、機関車のスピードがある程度のものになってくると、途中でチームの誰かがダウンしてしまったとしても
「組織全体で仕事が回っていくようになる」
というわけです。
まさにこれこそが「チームワーク」ですよね!
…いや待て、これは厳密に言うと
「チームワークの副産物」
の一つといってもよいでしょうか。
チームワークを向上することのメリットの最たるものは、
「仕事をやりやすく円滑に進められること」
でしょう。
そしてさらには、チームでの仕事により、その利益を最大化することができる部分にあるのですが、それは次の項目でご説明します。
トップダウン式は20年早い?
それでは、
「仕事でチームワークを向上させるにはどんな方法が取れるのか?」
についてお話しましょう。
もしあなたが上司であれば、チームワークを向上させるにおいて
「トップダウン式の指揮命令系統」
はよくありません。
この方法は、大げさではなく「20年早い!」と言って良いでしょう。
しかしこの「20年早い」というのは、
「チームメンバーがトップダウン型の指揮命令系統に慣れるのが20年後くらい」
ということです。
その理由のひとつとして、とにかく新人のうちから軍隊教育をしていては、
「今の若い子達はついてこないのが明白」
だからです。
今の新人の子達が、仕事で様々な経験をして社会の荒波に揉まれて20年もすれば、仕事の効率化のためにトップダウンでの働き方にもなれるでしょう。
しかし今の子達はそもそもトップダウンや軍隊式の教育で育ってきてはいません。
僕たち世代の大人ならともかく、軍隊式教育がメインの会社は「時代錯誤」と思われても仕方がありません。
よくよ~く考えてみてください。
学校の先生でさえも最近はパワハラなどの影響で体罰はもちろんのこと、生徒を指導する時にも言葉一つ選ばなければならない時代です。
そんな環境で育ってきた子たちが社会に入ったからといって、いきなり軍隊教育に順応できるかと言えば、そうではないというわけです。
チームワーク向上テクニックの本質は、あくまでもチーム全体の士気を高め、そしてあなたもしくはチームのトップの人間が指揮を取りやすくすることにあります。
士気が低い人間やモチベーションの低いチームを無理矢理にでも引っ張って仕事をさせるという方法では、いつか必ず「崩壊」が起こります。
終身雇用の時代であれば、ストレスは溜まるもののこのような引っ張り方も有効でした。
しかし、最近はすぐに退職することができます。
退職代行会社にジョブホッパーという言葉があるくらいですから、仕事を転々とすることに全く問題のない社会になりつつあるのです。
このことを踏まえて、
「どのように組織立てて、部下をより良くまとめられるか」
について考えなければなりません。
人はかっこいいプレイヤーについていく
それでは、どのような方法で若い子たちを引っ張ってチームワークを高めていけばよいのでしょうか?
一番は、あなた自身や組織のトップが
「かっこいいプレーヤーとして仕事を回し続ける」
というのが良いでしょう。
もしくは
「話のわかる先輩風で、様々な問題や相談事をしやすい風通しの良い環境を作る」
というのもおすすめです。
…え?
「若い子達がいない職場でのチームワーク向上はどうすれば良いの!」
ですって?
なるほど、しかしこれは意外と簡単です。
若い子達がいない職場ということは、それぞれ皆さんそれなりの職業経験があるということに他なりませんよね?
とすると、どんなに最低でも1年以上は社会人経験がある方が多いのではないでしょうか。
社会人経験1年未満、この会社が初めての職場という社員は、年齢に関係なく「若い子達」と同様に見てください。
とにかく社会人の経験があるチームメンバーに対しては、それぞれ強みや得意なこと、そして隠された能力が必ずあるはずです。
そういった隠された魅力を最大限に引き出すのがチームのトップのお仕事といってよいでしょう。
そして、それを見つけたら
「実際にそれを口に出す」
のです。
例えば、
「あなたはこの部分でピカイチだから、この仕事をお願いしたい」
「この仕事にかけてはあなたしか頼る人がいない」
と、これくらいのことを言っても良いでしょう。
いわゆるリップサービスというやつです。
ただしリップサービスはやりすぎると「あちらを立てればこちらが立たず」、思わぬ人間関係問題に巻き込まれることもあります。
ですので、あくまで「ほどほど」に活用してくださいね。
このさじ加減をよく理解していることも、
「チームワークを向上させることのできるチームリーダーの素質」
と言ってよいでしょう。
部下自身が気づかない内に、上司の「口車(←いい意味でのですよw)」に乗せられるかどうかで、
「そのチームの成果が大きく変わっていく!」
と言っても過言ではないのです!
まとめ

さて、今回のお話はいかがだったでしょうか?
仕事でチームワークを向上させることは、非常に多くのメリットを伴います。
そしてあなた自身の仕事のやりやすさにも最短ルートで直結することと言って良いのではないでしょうか。
仕事のやりやすさにつながるということは自由な時間が増え、あなたの人生の質が向上することに他なりません。
そして職場の風通しも良くなれば、
「結果的にすべてあなたに良い効果として帰ってくる」
というわけです。
チームワークを向上させるには、
「まず一人一人のチームメンバーの良さや魅力を引き出してあげる」
ということ、これを忘れずにがんばっていきましょう!
それでは、今回はここまでとなります。
山元タカトブでした。