仕事のお悩み相談室

部下とコミュニケーションがとれないときの解決策

コミュニケーション
山元が仕事をとおして思ったこと
仕事の悩みに関する小ネタ帳

 

どうも、山元タカトブです!

仕事のお悩み相談室の時間です。

【質問】部下とうまくコミュニケーションがとれません。どうするべきでしょうか?

悩む人

部下とのコミュニケーションに悩んでいます。

私は今営業職として働いていますが、売り上げの上がらないある部下を叱咤激励し、会議でも追求したところ、期待通りに売上を上げるようになりました。

ところが、これで一安心と思っていたところ、今度はその部下の売り上げが急激に上がり始め、会社で一番どころか一人で営業部の大半の額を稼ぐようになりました。

 

早朝から深夜まで、休みもなく出勤している彼が心配になった私は「頑張るのもいいが少し休んだらどうだ?」と声をかけてみました。

すると彼は、

「営業が必死に売り上げる事のどこが悪いんですか!?」

「前年も今年も、ノルマは大幅に達成しているでしょ!」

と、他の社員達がいる前で大声で反論されてしまいました。

もはや彼は社内一の実力者になっているので、私を含め誰もその態度を注意しようとする者はいません。

 

本人はそれ以来、職場の人間と喋ることもなく淡々と仕事をこなしていき、さらに業績を伸ばしていっています。

私がみんなの前で叱咤激励したことが、彼のやる気だけではなく、恨みまでも起こさせてしまったのかと思うと、何とも悲しい気持ちになります。

今後、どのようにこの部下と関わっていけば良いのでしょうか?

 

【答え】部下とコミュニケーションがとれないなら、この解決策を試してみましょう!

楽しく!

なるほど、確かにそれはやりにくいですね。

質問から察するに、あなたが今抱えている部下への悩みは、

  • 上司の指示やアドバイスを聞かない
  • ワンマンプレーで組織の中で浮いている
  • 目上の者に対する態度が悪い

といったところで、どのようにその部下と接するべきか迷っているんですね?

 

「叱咤激励した部下が成長し、見事社内でナンバーワンになった」

結果だけ聞くと実に素晴らしいことです。

しかもそれが、本当にあなたの指導でナンバーワンになれたのなら、会社からあなたの育成能力の高さが評価されるかもしれません。

そして本来であれば、その部下も今の成果が得られているのは「あなたのおかげ」と感謝するべきでしょう。

 

しかし、いくら仕事で結果を出せても、周囲の人とコミュニケーションできないのであれば、それは会社にとってのガンとなり得る可能性もあります。

ヘタをすると即刻クビになるか、左遷されてその部下の経歴に傷がつくことになるかもしれません。

ですが、今あなたが心配している様子から見ると、その部下を妬ましく思っているのではなく、むしろ人として成長するきっかけを模索しているように思えます。

 

そんな悩みを解消すべく、問題を一つずつ解決できるよう一緒に考えていきましょう。

 

部下とコミュニケーションがとれないときの解決策

笑う人たち

上司の指示やアドバイスを聞かない

僕が思う「部下が言うことを聞かない一番の理由」は、

あなたや会社自体を信頼していないから

ではないでしょうか?

 

人と人との信頼感というのは、最初はゼロの状態であり、一緒に過ごし、様々なやり取りを通じて高まったり低くなったりするものです。

一般的に、部下の信頼感が低くなる要因とは、

  • 頭ごなしに上から指示する
  • 部下との約束を軽んじて守らない
  • 部下の話の本質を聞けていない

このようないくつかのパターンがあります。

小さなマイナス要因を積み重ねていくことで、不信感が増大していく場合もあれば、大きな裏切りによって一気に信頼感をなくすこともあります。

 

例えば、先ほどの質問にあった通り、部下を大勢の目の前で叱責したとします。

この時までは信頼を寄せていた部下が、大勢の前で晒し者のようにされた事で、ひょっとしたら「裏切られた!」と感じたのではないでしょうか?

そうでないにしろ、他の何らかの理由で信頼関係が失われている可能性もあります。

 

そして信頼関係がない場合、あなたの言っている内容に筋が通っていたとしても、部下は「受け入れることができない」状態になってしまいます。

こうなると、たとえ正論を伝えたとしても聞き入れられないことが多くなり、もうあなたの指示や助言は通用しなくなります。

これが優秀な部下相手ともなると尚更です。

 

それでは、部下との信頼感を高めるためには何が必要なのでしょうか?

優秀な部下は、他の社員より大きな成果を上げているので、当然指示をされなくても「自ら考えて動ける能力」を持っています。

ですが、自分で考えて動くからこそ、会社からの指示に納得いかない場合があり、言うことを聞けないケースが多くなるのです。

 

そんなとき、「社内の成果を担う重要な人材」に対して、叱ることで機嫌を悪くされたり、パフォーマンスが落ちることを恐れてしまいがちです。

しかしそうしてしまうと、部下はますます言うことを聞かなくなり、上司としても部下を管理できなくなるため得策ではありません。

このような優秀な部下への対応として一番必要なことは、

とにかく、強引にでも本人と話をすること

なのです。

 

これを聞いてあなたは、

「いくらこちらから話しかけても、向こうが話さないんじゃどうしようもない」

と諦めてしまってはいないでしょうか?

 

しかしその考えが間違っているのです。

優秀な人間というのは、総じて「孤独」を抱えているものです。

仕事ができてしまうが故の「周囲からの疎外感」を常に感じているのです。

 

それは周囲にも原因があり、

「優秀な人間には近寄りがたい」

「自分ではきっと話が合わないから」

と決めつけて、優秀な人間を遠ざけてしまっている場合があります。

その空気を敏感に感じているからこそ、当の本人も周囲に対して、淡々としたそっけない態度をとってしまうのです。

 

ですから、あなたがその「優秀な部下の本心」を汲み取り、たとえ嫌がられたとしても、積極的に接点を持つことが重要となります。

具体的な方法としては、

  1. 「会社からの方針としてこのような案件が来ている」ということを直接話して伝え、それに賛同し実行できるかどうかを確認する
  2. 賛同できない場合は、その理由をしっかりと聞き取り、部下の言い分にも十分な理解を示す
  3. その部下の成果が会社にとって重要なものであり、上司本人も部下のやり方を最大限尊重する方針であることを伝える
  4. その上で会社の方針も柔軟に伝えながら、どのようにしていくかを「一緒に考えて」計画していく

この段階を経てうまく話を進めることで、優秀な部下であっても妥協点を見出すことができ、あなたに対する信頼度も上げることができます。

 

また、たとえ話に折り合いがつかなかったとしても、部下を尊重しているという

「あなたの上司としての大きな器」

を示すことにつながるため、信頼を獲得しやすくなります。

 

ワンマンプレイヤーで組織の中で浮いている

ワンマンに走る部下の特徴としては、「基本自分の考えと決断が絶対」であるということです。

営業における対応力や判断力、そして販売力で絶対的な自信を持っているのでしょう。

そしてこれは、社内で一番の業績を上げているという自負と自信が大きいからです。

しかしその自信が態度に出てしまい、周りからの反感や敬遠を買って孤独になってしまうのです。

 

営業でトップの部下に対して、営業の話で説き伏せようとしてもそれは無理な話です。

自分より業績が低い人間に何を言われても、聞く耳を持たないのは当然といえば当然ですよね。

では、一体どうやってアプローチしていくのか?

 

その答えは、「あなたの人間性」を示すことです。

信頼される上司になるために、あなたが部下に示すべきことは以下の通りです。

 

①責任感を示す

あなたが責任感の強い上司であることを示すことにより、部下に対して「リーダーである自分が全ての責任を負う」という強い意志を伝えることができます。

たとえ部下がミスをしても「自分に責任がある」として矢面に立つ上司は、部下に自ずと「この人の言うことならやってみよう」という気持ちにさせます。

 

②言葉と行動にブレがないことを示す

優秀な部下ほど、上司の指示や方針がコロコロ変わることを強く嫌います。

当然そういった上司に信頼を寄せることはありませんし、「一緒に仕事がしたい」と思うこともありません。

しかし、もしあなたの発言にブレや曖昧さがない場合は、その発言と行動に「重み」が出ます。

すると部下の方から自然に「この人が言うことなら従おう」いう気持ちにさせます。

そして、このようにするためには、あなたの発言と行動を一致させければなりません。

 

例えば、「仕事には計画性が大事だ」と部下に諭すのであれば、当然あなたは「会社の誰よりも内容の整った計画書」を作る必要があります。

このように発言と行動を一致させることにより、部下から確かな信頼を得ることができるのです。

 

③常に裏表がない公平さを示す

自分のお気に入りの部下には優しく媚びるように接し、気に食わない部下に対しては嫌味ったらしく接する。

このような上司に誰がついていこうと思うでしょうか?

また上役などにヘラヘラとゴマをすりまくる上司も同様です。

 

あなたが部下に対して信頼を求めるのなら、どんな相手に対しても媚びたり高圧的にはならず、いかなるときもフラットに接する人間であることを示してください。

このように、人としての信頼関係を築くことことができる上司は、言うまでもなく部下から親しみを受け信頼されます。

あなたが仕事でプレッシャーを感じている時でも、部下には一定の態度で接してあげてください。

それがあなたの「公平さ」を示すことになります。

 

部下にも明確に感謝を示す

日ごろの仕事の中で、部下をほめるべきタイミングがあればしっかりとほめ、任せた仕事をこなしてくれたら感謝の気持ちを示しましょう。

これはほんのちょっとしたことですが、人間関係を築く上で効果は絶大です。

お礼を言われた部下は自分を認めてくれた気持ちになり、「よし、次もやってみよう!」と意欲的になります。

 

老若男女問わず、仕事を通じて誰かに褒められることは、人間のモチベーションを引き出すきっかけとなります。

そして、それを満たしてくれる上司に部下は厚い信頼を寄せるのです。

 

⑤こまめに情報共有をする

あなたは、自分にとって都合の悪い情報を隠す上司を信頼できますか?

たとえ会社の事情があったとしても、本来共有すべき情報を隠されたりしては、当然不信感が生まれてしまいます。

また、上司であるがゆえに、部下よりも多くの情報が入ってきますが、その中には部下が必要とする情報もあります。

 

この情報の伝達をおろそかにしていると、仕事を失敗する可能性が高まってしまい、結果、部下から「なんで伝達してくれないんだよ?」という不信感につながってしまいます。

情報の共有は一種のコミュニケーションでもあり、それを重要視している上司は信頼されます。

部下に余計な不満や不信感を抱かせないためにも、こまめな連絡と情報共有は必須です。

 

目上の者に対する態度が悪い

人は人の態度をよく見ていると言われますが、態度が悪い部下もひょっとしたら、

「あなたの態度を見て」

そうしているかもしれません。

 

部下に礼儀や正しい態度を教える上で、まずはあなたが、自分の礼儀作法や態度を正しくする必要があります。

まずは言葉遣いや服装、身だしなみ、表情(笑顔)など、広範囲のことに気を配らなければなりません。

 

では、ビジネス面において気をつけたい態度・姿勢にはこのようなものがあります。

  • 腕組み…相手を警戒・拒絶するポーズで、偉そうに見えます。
  • 足組み…これも偉そうに見えますし、対面する人に失礼な印象を与えます。
  • 相手に物を投げて渡す
  • 挨拶をしない、声が小さい
  • 返事をしない、返事が小さい
  • 話し相手の目を見ない
  • 頬杖をつく
  • 踵を引きずって歩く
  • 呼ばれてもわざとすぐに反応しない

 

もしもあなたの部下が、これらの行動を無意識にでもやっているとしたら…

それは、目上の人や周囲の同僚に対する敬意が欠けていると言わざるを得ません。

態度とは、今現在のその人の「心の状態」が顕著に現れるものです。

このことは、あなたも色々な人を見てきてよく理解している事と思います。

 

このことを態度の悪い部下に気づかせるために、どう伝えていくのかが問題となりますが、それは意外と簡単です。

優秀な部下が相手の場合、その人間の「自尊心」に訴えかける伝え方をすればいいのです

 

例えば、

「お前ほど優秀なやつが、礼儀作法で馬鹿にされるのは実に惜しい!」

「本当にできる人間は、どんな相手に対しても礼儀作法を重んじているよ」

と、このような話をこまめにします。

 

こうやって「お前ほどの人間が…」「お前のような優秀な人間にできないはずがない」と上手く気分を乗せてあげれば良いのです。

頭ごなしに「目上の人にはちゃんとしろ!」「若者は年上を敬え!」と言ったところで、意固地になっている部下は100%言うことを聞きません。

ですから、優秀な部分を上手く褒めつつ「部下が話を聞きやすい体制」を作り出すことも、重要な育成テクニックの一つと言えるのです。

 

まとめ

まとめ

さて、今回のお話であなたの悩みは解消されたでしょうか?

繰り返しになりますが、優秀な部下とは基本的に「孤独」な存在です。

仮にどんなに明るく振る舞っていたとしても、必ず周囲と自分との熱量のギャップに悩みを抱えているのです。

 

ですから、そこであなたが積極的にコミュニケーションをとり、その部下の人間性に

「素直さ・謙虚さ・協調性・礼儀正しさ」

をプラスアルファしてあげてください。

 

優秀な部下と距離を置くのではなく、温かく見守り、フォローまででできる

【大物上司】

を目指してください。

部下のことで真剣に悩める優しいあなたなら、必ずそうなれると僕は信じています。

 

それでは今回のお話はここまで。

山元タカトブでした。

 

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山元 高翔
居住地:兵庫県 出身地:大阪府 趣味:カラオケ、ゲーム、海外ドラマ鑑賞(基本家が好き) 家族:奥さん、高校生の息子、中学生の娘、そして私の4人家族です。 仕事:サービス業を主とする組織に勤めております。 ペット:かわいいドラ猫(♂)がいます。