仕事のお悩み相談室

仕事ができないのは病気のせい?

発達障害 子供
山元が仕事をとおして思ったこと
仕事の悩みに関する小ネタ帳

 

どうも、山元タカトブです!

仕事のお悩み相談室の時間です。

 

今回は、最近よく耳にする「おとなの発達障害 ADHD」について書きたいと思います。

よくテレビや書籍でも紹介されていますので、聞いたことがある方は多いかもしれませんね。

しかし、実際にどういった病気であるのか、あまり知らないという人もいるのではないでしょうか?

 

僕が初めてこの病気について聞いたのは、数年前の職場でのことです。

当時、仕事に相当行き詰っていたころ、過度のストレスから些細なミスが頻発したことがありました。

そのとき、当時の心無い上司から、

「山元、君ってADHDと違うか?ww」

と笑いながら言われたことがあります。

 

人のことを突然病気扱いして、人間的にどうかと思う発言ですよね?

あまりに腹が立ったので、はっきり文句を言ってやりました(笑)

 

上司はおもしろ半分で言ったことかもしれませんが、僕も何気にショックは受けていたので、ADHDの事を調べ上げて勉強した覚えがあります。

結果、僕がADHDであるかどうかは、受診はしていないため未だ不明です(汗)。

 

しかしながら、これがきっかけでこの病気についての知識を得ることができました!

そこで今回は、「おとなの発達障害」の基礎知識を僕の経験談を交えてお伝えします。

 

発達障害(ADHD)ってどんな病気なの?

悩みどうしよう?

発達障害とは、読んで字のごとく脳の発達プロセスにトラブルが発生することです。

特にいくつかある「おとなの発達障害」の中で一番知られているのは、

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

という病気です。

 

AD=注意欠陥
一言でいうと、気が緩みやすく忘れっぽいという様な症状を指し、業務においては凡ミス・整理整頓ができない・時間管理が不得意といったことがよくあります。

HD=多動性障害
落ち着きがない、じっとしてられないというような症状を意味し、貧乏ゆすりをしたり、髪をいじったりするクセがある人が多いです。

 

 

ADHDは先天性の病気ですが、子供の時は周りのフォローなどがあり、本人も病気であることを認識していなかったという場合が多いようです。

大人になって就職し、

「業務で支障が出たことをきっかけに症状に気が付く」

といったケースがほとんどです。

 

「仕事ができない」は発達障害が原因?ただの甘えであるのかは判別困難!

発達障害がある人が、特定の業務に関して他の人と比較してできない時はよく見られることです。

発達障害特性のせいであるのか、「甘えているだけ若しくは言い訳しているだけ」なのか、判別はかなり難しいようです。

本人自身も判断できないし、周りの関係者も事実を突き止めることは普通ムリでしょう。

 

僕も過去に、発達障害を抱えている方と一緒に業務をしたことがあります。

しかし、職場の同僚が発達障害の症状に困っていそうだと感じても、どう対応すればいいのか当時はわかりませんでした。

 

一言で発達障害と言っても、その症状は多種多様です。

ですから、第一段階で念頭に置くべきは、相手が何について困難なのかをしっかりと理解することです

相手が「元々できないこと」を頼んだところでミスが起こるだけです。

 

しかし別の角度から見れば、発達障害といっても、全然何一つできないということではありません。

何らか得意な分野はあるはずなので、困難なことと同様に「できること」も認識した上で、向いている業務を割り当ててみれば業務にも不都合が出ないと思います。

 

発達障害のある人と仕事をする場合はどうするか?

では、発達障害のある人(上司や同僚など)と仕事をする場合、具体的にどう接するべきかという問題がでてきます。

ここがかなり難しいところですよね。

 

発達障害でなくとも、人間ならばみんな得意不得手はあります。

乗り気じゃない仕事、苦手な仕事に対して「行なわなくていいよ」ってそう簡単には言えないケースがほとんどでしょう。

 

ここでまず、始めに言っておきたいことがあります。

それは、

「できない=努力が足りない」

「できない=甘えている」

という捉え方をしてはダメということです。

 

発達障害のある人は、生来的な脳機能により「どうしてもできないこと」があります。
この医学的な真実を受け入れてほしいと思います。

そのうえで、「できない」ことに対しはできるだけ責めたりしないことです。

「サボっている」ように映っても、当の本人は全力で頑張っているのです。

その上で、その原因と対応法について「カッとせずに」見つけ出すことが重要です。

 

発達障害の同僚が、周りの理解で立ち直った!

先ほど僕が一緒に仕事をしていた発達障害のある同僚は、仕事場で何回も遅刻をくり返していました。

上司は遅刻する要因を、本人のやる気のなさ・モチベーションの低さに結び付け、毎回厳しく叱咤する方法で素行を改善しようとしていました。

その指導を受け、本人も努力はしていましたが、結局のところ遅刻がなくなることはありませんでした。

 

結果、彼はメンタル的に相当落ち込んで、部署を異動することになってしまいました。

ところがその後、遅刻がパッタリなくなったとウワサを聞きました。

 

事のあらましはこうです。

 

彼の新しい部署の上司は、異動した当初から遅刻する彼を叱ることはせず、まずは熱心に話を聞くことにしたそうです。

その結果、判明したことがありました。

 

彼の場合、毎朝起きてからのひとつひとつの行動を

超がつくほど几帳面にやらないと気が収まらない

というクセがあったのです。

 

そこで上司は、朝起きてから出社するまでの動きをひとつ残らず一覧表でまとめさせ、

  • 朝に実施すること
  • 夜のうちに実践すること
  • そんなに実施しなくてもいいこと

に仕分けするように指導したそうです。

 

この具体的方法を実践した彼は、朝にやることがほんの少しになり、遅刻せずに出勤できる様に改善できたのです。

相手ができないことを認識しているにもかかわらず、無理矢理できない仕事を頼んで、ますます深刻な問題や損害が生じたとしたら…

会社も周りの社員も大変な思いをするだけです。

 

つまり、以前の上司みたいに「元々できない」ことを、「甘え」と見なし叱咤することのみでは改善できないケースが多いということです。

この新しい上司の様に「できない」ということを加味して、どのように取り組めば問題が解消されるかを考慮する方が、業務全体をうまく運ぶことができるのです。

 

職場でのADHD対応方法

楽しく!

それでは次に、実際のケースに沿った対応方法について見てみましょう!

 

対応その1: 予定や計画の管理が不得意な人

ADHDの人は、仕事の優先度をつけること、2つ以上の業務を同時並行で遂行することが難しい傾向にあるので、スケジュールや計画の管理・調整が不得意な人がよく見られます。

 

○対応方法

予定であったり計画管理が難しい具体的事例として、大きく二つに区分できます。

一つは、「スケジュールや業務計画そのものがシビアすぎる」ケースです。

計画自体が無謀である場合は、業務にかかる期間優先順位再検討することが必須になります

 

計画に要する時間見積りが適切にできているか、優先順位はつけられているかをチェックします。

それと、優先順位をつける場合は、期限が早いものや緊急性の高い業務の優先度をアップさせましょう。

可能であれば、第三者の意見を取り入れるようにしても良いですね。

 

もう一つは、「予定や計画は適切だが思い通りに進行できない」ケースです。

その際は、その都度計画の修正が求められます。

現場では予想外のスケジュールが加わるなどして最初の計画が狂うことが多々あります。

 

ADHDの人は目で確認して情報を取得することを得意とする方が多いため、計画表や工程の進行具合を直感的チェックできるように工夫しましょう。

毎回優先順位や重要度認識できるようにすると、効果的に業務をこなしていけます。

 

対応その2:「うっかりして」凡ミスばかりの人

毎日の生活の中であれば笑い話で済んだケースでも、仕事に関する事だとそうはいきません。

そのうえで、一際ミスの出ることが多いことにどんなふうな対策法を実行すれば効果があるのか検討しましょう。

うっかりミスやうっかり忘れは、ADHD の代表的特徴です。

 

○対応方法

考えた対策法をチェックリストに箇条書きして確認するようにしてください。

周囲の人に点検を任せられるのであれば、できるだけ早くチェックするのが効果的です。

 

この際、パーフェクトを求めすぎてもダメです。

「うっかり」を100パーセント解消することは、ほぼ不可能です。

うっかりミスを抑止するアイデアを考えつつ、「ミスした後にどうするべきか」についても考えておけば万全です。

 

対応その3:重要な予定や締め切りを忘れてしまう

ADHDの特性には、うっかりミスやうっかり忘れがそこそこ多いため、業務上のスケジュールや期限を守れず悩みを抱えることもよく見られます。

 

○対応方法

計画表を作って事務室のデスク、あるいはいつでも見える所に置く。

さらに、口頭での指示はその都度備忘録にメモしておく。

などして失念することが起きないようにしておいてください。

 

メモを取るのが下手な人である場合は、ボイスレコーダーで指示した声を録音をしたり、口頭ではなく電子メールなどで指示を残すようにしましょう。

この他には、スマートフォンやPCの「リマインド機能」を取り入れるのも効果を発揮します。

 

対応その4:勤務間の集中力をキープできない人

ADHDの人は、一つの業務に長時間取り組むことが不向きな方もいるようです。

特に事務処理など、同じ所にとどまって同じような作業に取り組んでいると、進行中に集中力が尽きてしまうということがあります。

 

○対応方法

集中力が持続できない人の対策法としては、1時間毎に5分の休憩をとらせるなどすれば、短時間での集中を反復してできるようになります。

結末として、長時間の業務をこなしていくようになるでしょう。

その時は、時間の進行が直感的に把握できるようにタイマーなどを利用すれば有効です。

 

周りの人の会話や動作が気にかかってしまう時は、デスクに仕切りを設置することで、受けるストレスを抑えるようにしてみましょう。

大きな仕切りでなくても、卓上タイプのものでも効果が期待できます。

 

まとめ

男 ビジネスネクタイ

発達障害のある本人にとっても、周囲の人にとってもその仕事内容が

「発達障害のせいできない」のか「ただ単に甘えているのか」

の選別は困難だというのが結論です。

 

ですが、いずれにしても周囲が冷静になって判断し、正しいフォローをすることが肝心です。

そうすることにより、「お互いにとって理想的な職場」に一歩ずつ近づくと思います。

 

もう一度言いますが、一番してはいけないことは、本人も周囲の人も

「これくらいの仕事を大人ができないわけがないのに…」

と決めつけることです。

合わない業務やポジションの割り当ては、失敗やトラブルを誘発してしまいます。

 

適材適所の配属と業務の割り当てが、個人やチームの作業効率の最大化に結び付きます。

これは、発達障害が見られる人もそうでない人も同様ですね。

 

おとなの発達障害」は、年々(発覚する人が)増加しています。

そんな中で、発達障害を抱えている人はどうチームの中で仕事するのか、そして周りの人はどのように対応していくのか?

とにかく、まずはお互いの理解を深めることが大切です。

 

お互いに努力を重ね、就業しやすい環境を整えていくことが、

仕事を楽しくするひとつのコツ

と言えそうですね。

 

それでは、がんばっていきましょう!

山元タカトブでした。

 

 

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山元 高翔
居住地:兵庫県 出身地:大阪府 趣味:カラオケ、ゲーム、海外ドラマ鑑賞(基本家が好き) 家族:奥さん、高校生の息子、中学生の娘、そして私の4人家族です。 仕事:サービス業を主とする組織に勤めております。 ペット:かわいいドラ猫(♂)がいます。