どうも、山元タカトブです!
今回は、「敗北感の乗り越え方」についてお話します。
あなたは今までで、「勝負事に負けたこと」がありますか?
この質問に「一度もない」と本気で答えられる人がいるでしょうか?
そうです、あらゆる業界がある中で、「仕事で一度も負けたことがない人」なんて存在しません。
いや、正確には「存在していて欲しくない」と言うべきでしょうか。
人間誰しも生きていれば必ず、誰かと「勝負」しなければない時があります。
その中で「百戦百勝」「千戦千勝」している人を少なくとも僕は見たことがありません。
つまり何が言いたいのかと言うと、人は誰もが必ず何かで「敗北」を経験し、そこに立ちはだかる「敗北感」を乗り越えなければいけないということです。
ということで、今から
「敗北感に負けない方法」
について、僕なりの意見を交えてご紹介していきます。
それではどうぞ!
Contents
敗北感に負けない人になる方法
あなたが勝負事に負けた時、それが仕事のことにせよ何にせよ「ただただ悔しい」と思ったり、場合によっては「俺はなんて弱いヤツなんだ」と自分を卑下したりもするかもしれませんね。
近頃、「運動会で順位をつけないこと」が当たり前になり、もはや特別な話題として挙がることもなくなりました。
僕が小さかった頃はこのような風習はなく、子供同士の競争事なんて当たり前にありました。
しかし最近では、少子化が進んだ影響からか
「親が自分の子供に自分の夢を投影すること」
が増え、競争に伴うリスクを疑問視することが多くなっているようです。
ですが、あなたも痛いほど分かっている通り、社会では当たり前のように競争事が多いですよね?
そして勝負の世界においては、必ず勝者と敗者が存在します。
ではいざ勝負に負けた時、どうやってその「敗北感」を乗り越えていくべきか?
これについて一緒に考えていきましょう。
負けた時こそマイペース
勝負に負けても、「この一回で終わりじゃない!」と思えば悔しくなくなります。
悔しいと思う本当の理由とは、負けた後に「自分をどう修正したらいいのか?」が分かっていないからではないでしょうか?
これは僕の考え方のひとつですが、敗北感に勝つための心構えとは
「マイペースであること」
だと思います。
そして、そうあるためには「勝負にネガティブな必死さはいらない」ということに気づくことがカギとなります。
例えば、
あなたが人生を左右する勝負事に挑むとき、
「負けたらこれで人生終わりだ」
と必死になってはいけません。
たとえ人生を「左右」するほどの勝負事であっても、「人生の終わり=死」までとはいかないのではないでしょうか?
芯が強く、たとえ敗北してもへこたれない人は、すべからく全員「マイペース」です。
なぜかと言うと、その人には
「勝負以外に人生を充実させるもの」
がしっかりと見えているからです。
大切な家族、仲の良い友人や恋人、大好きな趣味の世界があるなど。
「たとえここで負けても、死ぬことはないし自分が変わることもない」と敗北に動揺することがありません。
たとえ努力が成果に結びつか分からないとしても、マイペースで努力を継続して実力をつけることが大切です。
もちろん勝負の勝ち負けは結果として残りますが、そこの良し悪しで心が乱されることがないようにすべきです。
負けたらきっちり悔しがる
最初から負けると思って勝負する人はいないでしょうし、そこに至るまでの努力が大きければ大きいほど、負ければ必ず悔しくなるはずです。
そんなとき、あなたならどうしますか?
本当は「泣き叫びたいぐらいの気持ち」をぐっとこらえて、あなたが負けたことを知っている人たちに、そのことを悟られないようにするのではないでしょうか?
しかし、そうするだろうなと思ったとしたら、それは間違いということになります。
敗北感を乗り越えるためには、むしろ逆に
「泣くぐらい悔しがること」
がとても重要なのです。
「いくら悔しいからといって、そんなみっともないことはできない!」
と思うかもしれませんね。
しかし、人間の「泣く」という行為には
「リセット効果」
があることをご存知でしょうか?
「仕事で失敗した」「業績でライバルに負けた」などの出来事は、
かなりのストレス=敗北感
になりますよね。
そういったイライラを解消するために、巷では「泣くための映画鑑賞」が流行っていたりします。
街のサラリーマンやOLがストレスを解消するために「泣ける映画を見て大人げもなく大泣きする」という一種のアトラクションがあるのです。
「悔しがる」という感情に対して後ろ向きなイメージがあるかもしれませんが、「ちゃんと悔しがり、泣けるならしっかり泣く」ことは精神衛生上とても良いことなのです。
「気持ち」とはなかなか目に見えないもので、我慢しさえすればそのうち消えると思いがちですが、なかなか完全には消えることはありません。
モヤモヤとした気持ちを長期間残さないためにも、しっかりと悔しさを表現すると良いでしょう。
負けた相手に敬意を払う
自分に勝った相手は「自分を打ち負かした人間」です。
そんなライバルに対して、どのような感情で向き合った方が良いのか?
あなたは嫌いな相手や憎む相手から学びを得ることができますか?
それはなかなか難しいですよね。
それでは視点を変えてみて、そのライバルを尊敬するようにしたらどうなるでしょうか?
「勝負に負けた時は、勝者に敬意を払い拍手で称える」
「自分が勝った時も、同じ心を持って敗れた相手を称える」
このような精神を持つことで、自分を負かした憎き相手でも尊敬できるようになり、あなたは多くの学びを得ることができます。
ライバルから学んだことを糧に、敗北感から抜け出して再度チャレンジすることができるようになるでしょう。
負けても強い人でいるために…
負けてもへこたれない
「強い人」
になるために、できることは他にもたくさんあります。
人生における明確な信念を持つ
負けても強い人は、自分なりの「信念」を持っています。
その信念が自分独自であり、ゆるぎないものであるほど、敗北を気にせずに我が道を歩けるようになります。
自分にまだ信念がないという場合は、一度紙に「自分の信条=ポリシー」を書き出してみてください。
例えば僕の信条は、
- 素直さを持つこと
- 謙虚であること
- 感謝の気持ちを持つこと
の3つです。
常にこの信条を持つことで、たとえ勝負に負けても「素直」に負けを認めて、勝者に「謙虚」な態度で敬意を払い、学びをくれたことに「感謝」することができます。
そしてさらに、信条を生き方に落とし込むことで、
「自分の信念」
になっていきます。
このように、明確な信念を持つことで、「負けても強い人」でいられるのです。
もし何も思いつかないという場合は、座右の銘などを考えてそこから自分の信念を作り上げていきましょう。
そうすれば敗北に心を乱されることはなくなるはずです。
自分の理想像を明確にする
自分なりの信条を見つけるためには、
「理想の自分」
についても明確にする必要があります。
まず始めに、理想の自分が習得すべきスキル、持つべきメンタリズムなどを踏まえて目標を決めます。
次に、10年後、20年後にどのような自分になっていたいかを想像し、そこに近づくための努力を継続します。
そして、常にその目標を見据えていれば、
「一度や二度の敗北など単なる通過点」
と割り切れるようになるでしょう。
小さな成功体験を重ねる
自分に自信があれば、他人に負けることがあっても強いメンタルを持続できますよね?
ですがいきなり「自信を持て!」と言われても、なかなか難しいと思います。
そこでおすすめとして、
「小さな成功体験を重ねる」
という方法があります。
どんな小さなことでもいいので、毎日コツコツ続けられることを一つ見つけてください。
例えば、毎日5分だけ筋トレをするだとか、毎日10分間だけ参考書を読むなど。
それがどんなに小さな目標でも構いません。
このように、ちょっとしたルーティーンを継続させるだけでも、
「とても貴重な成功体験」
にすることができます。
こうして少しずつ自信を身につけていくことで、勝負事に動じない強い心を作ることができます。
最後に
さて、今回のお話はいかがだったでしょうか?
当たり前のことですが、「人生で永遠に勝ち続ける」ことは絶対に不可能です。
どんなに優秀な人でも、仕事で失敗することもあれば、ライバルに完膚なきまでに負かされることもあります。
ですから、負けることに恐怖心を持つのではなく、
「負けたときに何が得られるか?」
と考えるようにしてみてください。
敗北することで訪れる「逆境や批判」に負けない、「強い心を持った人」になってください。
僕もまだまだ弱い人間ですし、これは自分自身に言い聞かせていることでもあります。
常にポジティブ思考を持ち、明確な信念を持っていれば、自然に打たれ強くなることができるでしょう。
「敗北感に負けない人」になるために、明確な目標を持ち、
理想の人生
を手に入れたいものですね。
それでは、今回はここまでとなります。
山元タカトブでした。