どうも、山元タカトブです!
さて、忙しい日々いかがお過ごしでしょうか?
毎日働いている中、やらなければいけないことがたくさんあって
「何をどういう順番でこなそうかな?」
と苦心しているのではないでしょうか?
まず始めに、「マルチタスク」のお話から。
ん?いきなり出てきたこの「マルチタスク」という言葉、どういう意味かご存知ですか?
マルチタスクとは、
複数の作業を、同時にもしくは並行して切り替えながら実行することを言います。
もともとこの言葉は、同時に複数の作業を処理するコンピューターの能力のことを指したものです。
しかしこのマルチタスク、厳密に言うと「人間には実行不可能」とされています。
人間が作業を行うとき、脳の中は別々の領域で処理を行なっており、
同時に並行処理をしているわけではないそうです。
一見して、複数の作業を同時並行的に短時間でこなす(ように見える)人も存在しますが、実際は効率的に作業順序を考えて
一つの作業を集中して短時間でこなすのが上手なだけ
です。
実際は、単一の作業の順序を考えた上で思考を迅速に切り替えて一つずつ作業を行っているのです。
で、僕が何を言いたいのかというと、
人間の脳は【二つ以上のことを同時に処理すること】は不可能
ですが、
【擬似的なマルチタスク】を発揮して作業を素早くこなしていくことはできる
ということです。
というわけで今回は、「仕事をこなす人になる秘訣」についてお話ししたいと思います。
それではどうぞ!
仕事をこなす人になる秘策
どんな仕事もこなす人=あらゆる作業が早い人
と言い換えることができると思いますが、この人たちはどのようなことを意識して生活しているのでしょうか?
仕事をこなす人の特徴のひとつは、何に関しても「同時進行」を心がけているということです。
先ほどのマルチタスクのお話どおり、人間は二つ以上の思考を同時にこなすことはできなくても、一つ一つの作業を時短して早く終わらせることはできます。
作業効率を求めることは、時間に余裕が無いからではありません。
むしろその逆で「時間に余裕を作る」ためにおこなうべきことです。
あなたがゆっくりとしたプライベートの時間を確保したいのであれば、一日24時間の中で「忙しく過ごす時間帯」を作る必要があります。
僕も普段、なるべくこの「疑似的マルチタスク」を心がけており、効率の良い行動ができると、早く行動できたことよりも「時間を短縮できた喜び」を感じます。
なぜかというと、昔から【時は金なり】とよく言われていますが、まさにお金をもらうのと同じくらい時間を稼ぐことが貴重だからです。
例えば、2時間かかる作業を1時間で終わらせることができれば、時給1000円の仕事をしたら2時間分の働きとなり時給2000円を得たことになります。
しかし実際はお金以上の価値があると考えて良いでしょう。
貴重な時間を手に入れることで、お金では買えない自由を手にすることができます。
自分で稼いだ自由な時間は、あなたの好きなように使うことができるでしょう。
さらに仕事の効率を上げるために勉強したり、家族と買い物に出かけるのもいいですね。
仕事を早く効率的に終わらせるということは実に有意義ですから、そのために忙しくすることで短縮できる作業は、徹底的に短縮するほうがいいに決まっています。
しかし、大体世の中では「忙しい」ということに嫌悪感を抱く人が多いと思います。
しかしそれは誤解であって「忙しさ」に悪い印象を持っているうちは、自由を自らの手で作リ出すことはできません。
24時間全部が忙しいのは物理的に無理ですし大変なことになりますが、余裕のある時間を手にしたいのであれば、
自分が意図した時間帯に「忙しさ」を持ってくる
必要があります。
ですから、忙しさを嫌うのではなくむしろ歓迎してください。
自由な時間を作るために、今からご紹介する「同時進行術」を実践してみましょう。
同時進行するための基本は、体の部分のコンビネーション!
同時進行する作業を分解しようとすると、体のパーツの組み合わせであることに気づきます。
つまり体のパーツを最大限に活用するということ、耳口両手両足などを分離して仕事をさせるということです。
- 目 … 作業を目で捉える
- 口 … 話をすることで効率化を図る
- 耳 … 音で情報をインプットする
- 両手… ものに触れて実際に作業する
- 両足… あらゆる移動を行う
このように、それぞれの体の一部で出来る仕事は別物になります。
全く違うということはすなわち、同時に行うことが可能だということです。
例えば、お話しながらジョギングをしている時、通勤しながら英会話教材の音声を聴いている時などです。
移動を行いながら会話をしたり、耳から情報を取り入れたりしています。
これは、「二つの仕事を同時にこなしている」ということになります。
学生なら学校までの通学中になりますし、サラリーマンなら会社への通勤中ですね。
その移動時間に何もしないことはとてももったいないことです。
移動時間に移動しかしなければ、その時間は「何も生まない時間」です。
移動時間こそ、何かひとつ行動を追加して同時進行を実践するべき時間帯です。
「そんなこと言っても、満員電車の中じゃ何もできないでしょ?」
と言う人もいるかもしれませんが、そんなことはまったくありません。
電車で座ることができなくても耳だけはいつでもフリーなはずです。
そう、イヤホンを使って勉強すればいいのです。
ラジオでニュースを聞いたり、オーディオブックで読書するのも効率的です。
基本的な考えとしては、たったこれだけです。
普段僕たちが何気なくしていることはすべて仕事の掛け合わせであり、まさしく同時進行しているということなのです。
体の部位の組み合わせ方を色々と考えて、あらゆる作業を「○○しながら、〇〇をする」で同時進行を心がけてみましょう。
「ながら」のレベルアップでさらに時短する
こうして「ながら」の状態を作り出し、そのレベルをどんどん上げていきます。
2つの仕事の同時進行に慣れてきたら、3つ、4つとその数を増やしていきましょう。
最初はややこしそうに感じますが、やってみると意外とできるようになります。
仕事だけに限らず、まずは日常生活の中で試してみるといいかもしれません。
例えば、洗濯をしている時に英会話を聞き、洗濯機を回してからは完全に待ち時間になるので、ここで筋トレなどを取り入れたりします。
英会話はもちろん常に聞いているわけですから、「洗濯」「筋トレ」「英語の勉強」の三つの仕事を同時に進行していることになります。
このように3つ4つとかけ併せていけば生産性も上がり、自由な時間をもたらしてくれるようになります。
ぜひ日頃から意識して実践してみてください。
同時進行の極意は、「行動しながら考える」
あなたは、仕事をする時に前もって計画を立て目標を定めていますか?
はじめに計画と目標を決めておくことで、その仕事の実行性と遂行性を高めることができます。
計画を前もって考えることはとても重要であり、具体的に目標を持つことで、予測できる色々なリスクを回避したり減らしたりできます。
しかし、行動した後の結果や詳細について事前に考えてもそれは時間の無駄になります。
実際に仕事のことで行動してみるとわかると思いますが、想定していたことと違うことが突然起こることは割とよくあることです。
なんでもかんでも、思い通りに物事が進むなら苦労はしません。
あなたが目指す目標が高いものであればあるほど、当初思い描いていた計画通りに進むことはかなり難しいでしょう。
ですから、計画にも同時進行の考えを取り入れて、「行動しながら計画を考える」を実践してみてください。
そうすることで無駄に長く考える時間を短縮し、実行するまでのビードを上げることができます。
仕事をする前は、あらかじめ大まかな計画だけを立てておき、すばやく実行して途中で問題が起これば、その都度見直して修正していけばいいのです。
一つ試して得た結果をもとに考えて、考えたことをまた試して、得た結果をもとにまた考えてを繰り返していきます。
この実行の部分を素早く行い軌道修正しながら前進していけば、目標達成までの時間を大幅に短くすることができるでしょう。
最後に…
さて、いかがだったでしょうか?
あなたにも実現したい夢、達成したい目標があると思います。
その成功のために必要かつ重要な要素である「時間」。
この限られた資源を少しでも有効活用するために、常に時短を意識する必要があります。
ただ何となく物事をこなすだけでは、あなたが思い描く未来が訪れる前に「時間切れ」になってしまうかもしれません。
同時にこなすのが困難な仕事であっても臆することはありません。
人間は、意識的に取り組むことに関しては「必ず成長できる」ようにできています。
これは僕にも言えることですが、まだまだ時間の使い方や作業の同時進行ができていないな、と反省する場面が多くあるのではないでしょうか?
あらゆる分野で活躍している人は、すべからく全員が時短で仕事をこなしています。
プライベートでももちろん時短を意識しています。
何度もいいますが、時間はかけがえのない財産です。
常に自らの行動で財産を作り出し、成功のために投資していきましょう!
それでは今回はここまで。
山元タカトブでした。