どうも、山元タカトブです!
仕事のお悩み相談室の時間です。
あなたは仕事がうまくいかなかったときや大失敗した時に、どうやって気持ちを切り替えているでしょうか?
これは僕の持論ですが、気持ちの切り替えには「知識」が必要になる時があります。
知識は生きていくためには欠かせないものです。
色々なことをインプットすることで、嫌なことや不幸のことがあっても乗り越えられる場合があります。
例えば、著名人の自叙伝を読むことでその人の波乱万丈の人生を学び、困難を乗り越えるためのヒントを得ることもあるでしょう。
偉人の歴史を学ぶことで自分に当てはめて未来を予測し、起きた不幸に対処することもできるかもしれません。
そしてもうひとつ、インプットよりもさらに大事なことは
「ポジティブさを持つ」
ことです。
ん?ありきたりな答えすぎて拍子抜けしましたか?
しかしまずは次の話を聞いてください(^^)
Contents
気持ちの切り替えが上手くなる5つの方法
あなたがひどく落ち込んだ時、その気持ちを切り替えるためには「前向きな気持ちを持つ」しかありません。
そしてここで、あなたはきっとこう言うのかもしれません。
「そんな当たり前のこと言われても、それができないから落ち込むんだ」と。
はい、確かにそうですね。
人はよく落ち込んでいる他人を見ると、「前向きに考えよう」と本人の気も知らないで励ましたりします。
しかし、具体的に「どうすればポジティブになれるか」までは示せないのではないでしょうか?
僕たちは子供の頃から学校で色々な知識の勉強をします。
しかし、ポジティブ思考のための勉強は学校で教えてくれません。
そこで今回は、どんなに辛いときも気持ちを切り替え明るく仕事をしていくための
「気持ちの切り替えが上手くなる5つの方法」
についてお話したいと思います。
それではどうぞ!
①へこんだらへこんだまま行動する
気持ちを切り替えられない人の共通点があります。
それは「行動」をやめてしまうことです。
落ち込んでいる時は当然と思うかもしれませんが、いったいそれは何故でしょうか?
僕が思うに、何かあるたびに行動を止めてしまう人は、
「自分の頭の中だけで悪い妄想を膨らませて沈んでいる状態」
です。
行動しないと基本何も変わらないのに、です。
もしあなたが行動している中で落ち込んでいるとしたら、それは全然Okです!
辛い中でもきちんと行動することで、その落ち込みは
「状況改善のための成長」
に繋がっているからです。
しかし、完全に行動を止めて落ち込んでいてはいけません。
その落ち込みは、「底なし沼」で抜け出そうともがいていないのと同じです。
しかもその底なし沼は「幻」で、一歩でも踏み出せば抜けることが可能な沼です。
これは、仕事に限らず何かに失敗した時に思い出してほしいことですが、
「人間は行動した後悔よりしなかった後悔の方が深く残る」
と言われています。
辛すぎて一歩踏み出すことすらできないなら、半歩だけでも動いてみてください。
半歩すら厳しいのなら、軽く足踏みを始めるだけでもいいです。
泥沼にはまっている時間は、あなたの人生の時間をゴミ箱に捨てているのと同じです。
あなたが食事も取れない、一睡もできないほどに苦しんでいるのなら話は別です。
ですが、この記事を読めているということは、そこまで深刻な持ち込みではないはずです。
思いついた行動が完全に正しいことでなくても構いません。
ネガティブな妄想にふけるのはやめて、
「直ちに動く準備」
をしましょう。
②複雑は捨ててシンプルに考える
切り替えができない人は、物事を複雑に考えます。
逆に早く気持ちを切り替える人は、物事をシンプルに考えます。
たとえ困難で複雑な状況にあっても、最大限シンプルに窮地を脱出します。
あなたが仕事をしていて、こんな人がいませんか?
常にわかりやすく業務内容を説明できて物分りのいい人。
このような人の特徴は、仕事で失敗しても思考回路がシンプルなので、常に軽いフットワークで問題を解決します。
そして気持ちの切り替えも早いので、ストレスから解放されて素早く復活できます。
こんな人がいると周りの雰囲気も明るくなりますよね?
また、人間的にもわかりやすいので人から好かれ、人が集まり、職場のムードメーカー的存在になることもあります。
「複雑に考えた末にひねり出した解決策」
と、
「シンプルに素早く考え出した解決策」
とでは実質たいした差はありません。
いやむしろ、素早く行動して改善したほうが結圧倒的に良い結果になることが多いです。
信じられない人は一度騙されたと思って実践してみてください。
素早く気持ちを切り替えるきっかけを与えてくれるはずです。
ということで、気持ちの切り替えには
「シンプルであること」
が一番。
あなたもへこんだ時こそ、複雑を捨ててシンプルな思考を身につけましょう!
③部分だけを見ずに全体を見渡す
気持ちの切り替えが遅い人は、よく言えば丁寧で慎重な性格をしています。
これはこれで良い部分とも取れますが、慎重であるがゆえに
「物事を部分的にしか見ないクセ」
があるように僕は思います。
これは落ち込んだ時にも同じで、悩み事をひとつの角度からしか見ないので、気持ちを切り替えるきっかけが見つからないのです。
例えば、
あなたが会社のプロジェクトに失敗して、その原因を探っていたとします。
そのプロジェクトは何人かの部下を率いて挑んだのですが、そのうちの一人の部下に不備があり、それがきっかけとなってプロジェクトが失敗しました。
さて、ここであなたならどう考えるでしょうか?
物事を一部分でしか見れない人はきっとこう考えます。
「自分がしっかり部下に指示できていなかった…」
「今度からは自分が全て点検して業務を進めなければならない…」
と悪い面ばかりに注目し泥沼にはまります。
しかし、全体を見渡せる人はこう考えます。
「できる限り指示はしたが仕方ない、今度からは積極的に意見を出せる環境を作ろう!」
「今回で部下に自主性の大切さを教えることができた、次からはチーム全員が主人公になれるだろう!」
と明るく気持ちを切り替えていきます。
さて、この差の大きさがお分かりでしょうか?
すぐに切り替えができる人は、
「結果を全体的に見てから問題の部分を見る思考」
が備わっています。
結果に対する問題点だけを見ていては、いつまでたっても解決策は生まれません。
逆に全体から結果を見つめれば、失敗の中にも成長に繋がる良い部分が見えてきます。
このように、視野を広く持つことは切り替えの早さに繋がると同時に、次の仕事の成功にも大きく関係してくるのです。
④うまくいってもいかなくても「それでよし!」
30代ぐらいの若い頃の失敗は、特に大げさに考えがちではないでしょうか?
僕も30代前半の頃は、仕事で何か失敗があるたびに
「もうだめだ、死のう(笑)」
と冗談半分にでもすぐ落ち込んでいました。
そして、へこむたびに足を止めていたように思います。
しかし、40歳になろうかと言う今では、不思議なことに辛い思い出ほど
「良い思い出」
に変わってきている気がします。
その理由がなぜかと考えてみたのですが、これはおそらく
「辛い思い出ほど貴重な学び」
になると気づいたからです。
ですから、若いうちにどんどん行動し辛い経験をすることは、決して無駄にはならないと断言できます。
あなたが30代でも40代でも、世間的に見れば「まだまだ若い世代」と言えますよね?
一度や二度の失敗なんて、死なない限りどうということはありません。
大切なのは、失敗するたびに「これはこれでよし!」と言える懐の深さを持つことです。
常に「今」が行動するチャンスであり、成功しても失敗しても気持ちを切り替えて前に進みましょう!
⑤ダメな自分も素晴らしい自分もあなた自身
物事には必ず裏と表があるように、人間にも必ず裏と表が存在します。
少し闇の話かもしれませんが、名だたる大企業も
「表に出しているクリーンなイメージ」
もあれば、あまり大きな声では言えない
「裏の企業事情」
を抱えているものです。
そして、これが一概に悪いということを言いたいのではなく、
むしろそれが当たり前
であると言いたいのです。
あなたがなにか思い悩み、なかなか切り替えができない原因の一つに、
「表の顔」すなわち「周囲への体裁」
が関係しているのではないでしょうか?
本当はすぐにでも前に進みたいけど、自分勝手に行動したら「自己中な人間」と思われてしまうのではないか。
「表の顔」の自分のイメージを守ったために、成功への大きなチャンスを逃してしまった。
こんな心当たりがありませんか?
気持ちを素早く切り替えるに、時には「ダメな自分」を認めて「自己中」にならなければならないこともあります。
逆に、誰かに遠慮して「素晴らしい自分」を抑えてまで行動を制限する人もいます。
これらの要因が気持ちの切り替えを鈍らせ、次への行動に鎖をかけているとしたら、それは即刻やめるべきです。
思い悩んで立ち止まっている暇はないはずです。
「ダメな自分」も「素晴らしい自分」も自分自身
と認めて、早々に気持ちを切り替えて次へと駆け上がってください。
最後に…
さて、今回は「気持ちの切り替えがうまくなる方法」というテーマでお話をしました。
ここで最後にお伝えしたいことがひとつあります。
あなたがもし、気持ちの切り替えができずに苦しんでいたとしても、それはあなただけの問題ではないということです。
人間はどんな人でも常に悩みを抱えているものです。
ですから、常に決断と行動を迫られているのが当たり前であり、時には立ち止まってしまうことも当然のことです。
確かに切り替えが早いことに越したことはありませんが、あなたはあなたのペースで次の行動へと進んでみてください。
本当に大切なことは、
【行動を止めてしまわないこと】
と僕は思います。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しく思います。
それではまた。
山元タカトブでした。