どうも、山元タカトブです!
仕事のお悩み相談室の時間です。
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【質問】仕事がくだらな過ぎてまったくやる気が起きません。どうすればモチベーションを持てるでしょうか?
くだらない仕事ばかりで、モチベーションが持てない時はどうしたらよいでしょうか?
私は、現在ある商社で勤務する30代男性です。
10年間働いていた前の仕事を辞めて、前とは全く違う業種の会社に再就職して5年が経ちます。
今の会社に入ったきっかけは、求人内容がとても魅力的で楽しそうな職場だと思ったからです。
ところがいざ入社してみたら、人との関わりがあまりなく、データを決まった手順で整理するだけの単調作業でウンザリしています。
そして、単純作業と馬鹿にしながら、たまに失敗すると恐ろしいほど自己嫌悪に陥ります。
元々、その会社の花形は商品のデザイン部門であり、自分はその仕事がしたくて入社を決めたのに、思い通りにいかず悩んでいます。
今の上司には、早くデザイン部門に異動させて欲しい旨は伝えていますが、いつになるか全くの未定です。
私は神経質な性格なので、コンピューターを駆使する専門業務の方が絶対向いています。
このまま、求められることが低い仕事を続けていく自信はありませんが、またどこかの会社に転職しようという気にもなれません。
こんな状況でのやる気の上げ方を教えてください。
【答え】くだらない仕事には、まずあなたの視点を変えてみましょう!
毎日退屈な気持ちで働いていると、「仕事がくだらない」と感じてしまい、精神的にしんどくなりますよね。
毎日職場に行くのが憂鬱になって、ひどくなると体調不良にもつながる危険性もあります。
そこで、仕事がくだらないと思う時の対処方法が3つあります。
- 細かいことを気にしない
- 余計なプライドは捨てる
- 自分のことを褒める
この3つを実践することで、くだらないと思ってしまう仕事にも、前向きに楽な気持ちで臨めるようになります。
それではどうぞ!
くだらない仕事の対処法① 細かいことを気にしない
仕事に関して細かいことは、決して悪いことではありません。
ですが、神経質も度を過ぎてしまえば、あなた自身だけではなく周りの人にも息苦しさを与えてしまいます。
少々退屈な作業を任されているとしても、細かいことは気にせず前向きになるのコツは下記の通りです。
許しの心を持つ
細かいことを気にしなくなるためには「大きな心」持つことであると、あなたも理解しているはずです。
そうなるための一つの方法として、
「物事を見る角度を変える」
という方法があります。
これを実践すれば、どんなことでも良い面・悪い面2つの角度から物事を見ることができます。
例えば、
同僚たちが仕事をサボって談笑しているのを見たとしても、
「次の作業に集中するために、一息入れているんだな」
と視点を切り替えます。
「そんな仏みたいな解釈できるか!」
と思うかもしれませんが、これぐらい大胆かつ友和に考えられないようでは、大きな心は身に付きません(笑)
このように、普通であればイライラするようなことも「見る角度を変えるだけ」で大らかな気持ちになることができます。
ですから、あなたが退屈でくだらないと思っている仕事でも、
「こんな楽な仕事をしていても給料がもらえて、なんてラッキーなんだ!」
と転換してみてください。
馬鹿げてはいても、まずはこの方法で、あなたの許容範囲を広げることが先決となります。
過ぎたことは基本後悔しない
「やる気になれず業務で失敗した」なんてとき、いつまでも後悔していても良いことはありません。
そんな時こそ、早々に気持ちを切り替えていくべきです。
そして、また同じ失敗を繰り返さないようにしていけばいいだけです。
ネガティブに陥るよりも早く、「前向きな思考」に切り替えていきましょう。
完璧主義から楽観主義になる
自分が持つスキルに自信がある人は、プライドが高く、完璧主義である傾向にあります。
普段から完璧であろうとするあまり「失敗は許されない」と強く思い、簡単な作業であればあるほど、失敗した時にヘコみます。
ですから、自分の納得のいかない仕事で失敗までしてしまった時も、「まあいいや」と思うようにして、失敗から学ぶくらいの楽観主義者になってみましょう。
くだらない仕事の対処法② 余計なプライドは捨てる
プライドが高いことは、自分を高めたり周囲の信頼を得たりできる反面、その意識の高さからか「人間関係が築けない」という人が多いようです。
ここで一つ考えたいのが、
「いらないプライド」と「捨てるべきプライド」
があるということをについてです。
この不必要なプライドを捨て去り、心が楽になる方法について紹介します。
ハリボテのプライドに気づく
「本当はもっと良い仕事ができる人間」というプライドを守るために、他人をどこか見下したり、今の業務にやりがいをなくしていたとしたら…
それは
「いらないプライド」
と言えるでしょう。
そのプライドのせいで人間関係を悪くしたり、うつ病などの精神疾患になっては元も子もありません。
自分が辛いと感じるようなプライドであれば、今すぐにでも捨て去るべきです。
自分のありのままを認める
プライドが高い人は、自分のダメなところを許せないと感じやすい傾向にあります。
「くだらない仕事につかざるを得ない自分が許せない」
「自分の価値が失われてしまった」
と誤認していては、ますます仕事が面白くなくなってしまいます。
今はくすぶっているあなたも、れっきとした
「今の素晴らしいあなた」
です。
ですから自信を持って
「完璧じゃなくてもいいんだ」
「今の自分を認めてもいいんだ」
と自身に言い聞かせてあげてください。
そうすることで、今の仕事がくだらないと思う気持ちも変わってくるはずです。
チャレンジ精神を利用する
優秀であろうあなたは、責任感や向上心があり、常にチャレンジ精神を持っているではないでしょうか?
その証拠に、常に自らを高い位置に置こうとする行動をしていますよね。
しかし、今の仕事が自分のやりたいことではないとしても、
「くだらないと決めつけて全力を出さない」
ことはあなたの株を下げる要因となってしまいます。
「自分が行きたい部署に行ってから本気を出せばいい」
と思いながら仕事をしても、あなたにとってはマイナスなだけです。
どんな仕事にも、やりがいを見つけてチャレンジしていくことで、
「とにかく何でも一生懸命にやる人」
として、本物のプライドを持つことができるでしょう。
くだらない仕事の対処法③ 自分のことを褒める
何かをがんばった日には、しっかりと自分を褒めてあげてください。
仕事のやる気を上げるために、自分を褒めることは有効な手段となります。
しかし、普段から自分を褒めるということをしていない人にとっては、
「どうやって止めればいいのか難しくて分からない」と困るのではないでしょうか?
そこで、今から紹介する「自分を褒めるコツ」を実践して、落ち込む心をしっかりと上げていきましょう。
どんな小さなことでも褒める
何か特別なことや難しいことができた時、周りの人達から褒められ、自分でもよくやったという気持ちになります。
しかし、そんなシチュエーションはそうそう起こりません。
ですので、ここでは日常のほんの小さい些細の出来事でも、自分を褒めるようにしてみてください。
例えば、
- 作業を予定時刻より10分早く終えることができた
- 企画書にミスがなく一発で決済が下りた
- 取引先と上手く話ができ、新たなクライアントを獲得した
こうしたちょっとしたことからでも、「自分はがんばっている」と自己肯定してあげましょう。
そうすると仕事に張り合いが生まれやすくなります。
ひとつだけ褒めるのも良し
人間、褒められることは嬉しいですが、「そんなに褒められるようなところはない」という場合は、褒めるポイントがひとつだけでも全然構いません。
たとえ小さなことひとつでも、
「ここだけは、今日1日胸を張れる!」
とポジティブにとらえるのです。
このように、等身大の飾らない褒めネタで満足すれば、うまく自分を褒められるようになります。
自分の良い部分だけを見る
今の現状に満足していないからといって、他人と自分を比較してもポジティブにはなれません。
つまりは、自分の短所ばかり注目しても、自分に自信がなくなって「褒める」ことが出来なくなってしまいますよね。
「そもそも自分には長所なんてない」と思う人もいるかもしれませんが、どんな些細なことでも構わないので、客観的に自分を見つめ直すようにしてください。
そうすることで発見した長所を褒めてあげると良いでしょう。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
あなたが「仕事をくだらない」と嘆くことは、決して甘えや怠け心ではないです。誰でも一度や二度は、自分の仕事に嫌気がさす時があるでしょう。今回ご紹介した
- 細かいことを気にしない
- 余計なプライドは捨てる
- 自分のことを褒める
という3つのポイントを押さえ、心の転換と切り替えをして仕事へのストレス軽減に活かしてみてください。
そして、もし手を尽くした上で、どうしても今の仕事に対する不満が消えない場合は、思い切って独立・起業して「一人会社」に挑戦してみてはいかがでしょうか?

大変ではありますが、
自分の人生を本気で楽しむきっかけ
になるかもしれませんよ(^^)
それでは、今回はここまでとなります。
山元タカトブでした。