どうも、山元タカトブです!
今回は、「趣味を仕事にする方法」というテーマでお話します。
趣味を仕事にするという夢
「趣味を仕事にする」
なんて甘いフレーズでしょう…w
僕はもちろん、あなたも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
多くの人は、1日の内8時間以上を仕事に費やしています。
場合によっては1日の半分以上を仕事に使っている人もいるでしょう。
そんな仕事ですから、できるなら嫌々やっているよりは、楽しく仕事をしたい。
そのため、
「趣味を仕事にする」
ということを考える人が、昔に比べてさらに多くなってきたような気がします。
しかし、本当に趣味を仕事にするべきなのか。
仕事は仕事、趣味は趣味にしておく方が結果幸せではないのか?
これは長らく議論されてきた事になります。
今回は、このテーマについて「僕なりの回答」をお話したいと思います。
それではどうぞ!
趣味を仕事にする方法
まず、趣味を仕事にするためには、どのようにする必要があるのでしょうか。
趣味には大きく分けて2つあります。
それは、
- プレイヤーとして楽しい
- 提供する側として楽しい
ということの2種類です。
例えば、テニスが好きな人がいたとします。
その人は、テニスが好きで部活でも頑張っていましたが、プロのレベルではありませんでした。
この人が、趣味を仕事にする上で、テニスを選んだ場合。
選択肢としては、
- プロテニスプレイヤー
- テニスコーチ
- パーソナルトレーナー
- テニスのショップ店員
などが考えられるでしょう。
しかし、プロになれるのはごく一部の人ですし、厳しい競争の世界です。
よほどの才能があるか、小さい頃からやっていなければ難しいでしょう。
他の選択肢で考えた時に、
「人に教えたり、人がしているのを見るのは嫌いだけど、自分がやるのは好き」
こういったケースの場合、上記のように「テニスを仕事にする」というのが難しくなります。
反対に、テニスは好きだけど、運動神経が悪い人。
でも、「人に教えたり人が成長するのを見るのが好き」という人は、もしかしたらコーチに向いているかもしれません。
このように、仕事に向くか否かは、同じ趣味であったとしても
- プレイヤーとして楽しい
- 提供する側として楽しい
という「どちらなのか?」が重要になります。
その上で、趣味を仕事にする上で最も簡単なのは、
「すでに同じような事をしている会社やお店に就職する」
ということでしょう。
いきなり自分一人で開業するという方法もなくはないですが、それは非常にリスクが高いですからおススメできません。
現在は、5年で9割以上の会社が潰れると言われる時代ですので、しっかりと下積みし、
「万全の準備」
をすることが重要になります。
趣味と仕事は分けるべきか否かの議論について
冒頭でも述べたとおり、
「趣味を仕事にしよう」
という意見がある反面
「趣味は趣味で楽しむために行い、仕事とは分けるべきだ」
という意見も巷じゃ多いですよね。
ではシンプルに考えて、いったいどちらが楽しいのでしょう。
個人的な意見になりますが、
僕は「趣味を仕事にする」という意見に賛成です。
ただし、世間で言われるような
「単に好きだから」
というレベルで転職などするべきではないと考えています。
仕事の選択というのは、非常に大切なものです。
例えば、
本当は稼げる業界にいたとして、趣味を仕事にするために転職をする。
その後、もしも好きなことを仕事にする中で、嫌なことがあったり、トラブルが起こったとします。
そういった場合、元の業界も最前線を退いたわけですから、ブランクがある中で復帰するのは難しいでしょう。
とは言え、また新しい業界を選ぶというのも非常に難しいです。
そのため、キャリアの選択というのは、慎重に行わなければいけません。
そこで僕がおすすめするのは、
「なぜそれが好きなのか」
という原因や理由を考えるという方法です。
例えば、
あなたが「ケーキを作ることが好き」だったとします。
世間一般に言われる「趣味を仕事に」に従った場合、おそらくはケーキ屋に入る可能性が高いでしょう。
しかし、本当に好きなのは
「ケーキを作ること」
なのでしょうか?
もちろん、そういう人もいるでしょうが、
- 皆で楽しくお菓子を作っている時間自体が好き
- 誰かが食べて美味しいと言ってくれるのが好き
- お菓子を持って友達の誕生日などを祝うのが好き
このように、「好き」と一言で言っても、その中には色々な種類の「好き」が含まれています。
この好きという感情を細分化した時に、
「作ること自体よりも、友達の誕生日を祝うのが好き」
という結論になった人は、
もしかしたら1日中ケーキを作っているパティシエよりも、結婚式場のプランナーなどで、盛大にお祝いをすること自体の方が好きかもしれません。
皆で楽しい時間を過ごせるのが好きだという人は、ケーキ屋よりもカフェなどで「空間」を提供するほうが向いているかもしれませんよね。
このように、
「好きの種類によってやるべき仕事や選ぶべき選択肢が変わってくる」
という可能性があるのです。
最後に…
何度も言いますが、僕自身は「好きなことを仕事にする」ということに大賛成です。
しかし同時に、具体的にどのような部分が好きなのかなど、深~く考えてほしいとも思っています。
これからの時代、
「人生100年時代」
なんて言われています。
ですから、定年が遅くなるなどの事実がある以上、「働く」ということに対して、
これまで以上に真剣に考える必要がある時代
になるでしょう。
ぜひあなたも、この記事をきっかけに、「長い社会人としての人生」をしっかりと考え直してみてはいかがでしょうか。
その中で
「真剣に向き合える仕事と働き方」
に出会えたら最高ですよね!
それでは今回のお話はここまで。
山元タカトブでした。