どうも、山元タカトブです!
仕事のお悩み相談室の時間です。
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仕事で失敗して落ち込んでいるあなたへ
サラリーマンとして一生懸命仕事していれば、失敗することもあるでしょう。
失敗して落ち込んでから、「どうやったらこの苦しみから立ち直れるだろう?」と考える人が多いよう思います。
しかし、落ち込んでから「立ち直る方法」を考えるのではなく、日常から落ち込まないために「予防すること」が重要となります。
例えば「健康」では、病気にならないために日頃の運動や食生活を大切にしますよね。
病気になってから治療を考えるのではなく、まずは「ならないように普段から気をつける」という考え方です。
これと同じで、落ち込む前に「落ち込まないための体質」を身につけることができたとしたら、素晴らしいことだと思いませんか?
ということで、今回は「失敗しても強くいられる5つの方法」について紹介いたします。
失敗しても強くいられる5つの方法
「失敗しても100%落ち込まない人間」は、この世に存在しないのかもしれません。
ですが、ちょっとした工夫で予防をしっかりしていれば、少しずつでも必ず
「落ち込みにくい人間」
なることはできるはずです。
ですから、もし今あなたが仕事で失敗して落ち込んでいる、もしくは今は落ち込んでいなかったとしても、次の5つの方法を参考に
「落ち込まないための予防線」
を作ってみてはいかがでしょうか?
それではどうぞ!
①現実ではなく受け止め方を変える
「どう考えても落ち込んでしまう」と袋小路に迷い込んでいる場合。
あなたは「変えることのできない現実」に囚われているのではないでしょうか?
あなたが苦しんでいる現実がどうやっても変えられない場合。
極端に言えば、台風・地震・津波・家事などの天災は、思い悩んだところで現実は変わりませんよね。
このようなことに対して、落ち込まないようにするための方法は
「受け止め方を変えること」
です。
あくまでポジティブに、受け止め方さえ変えることができれば、どんな失敗をしても前向きに明るく生きていくことができます。
例えば、あなたが仕事で失敗した時に
「上司に説教されるし、周りから笑いものにされる」
と考えるのか、それとも
「失敗したけどデータが取れた。次に活かして挽回できるチャンスはいくらでもある!」
と考えるのか。
確かに「あなたが失敗してペナルティーを受ける」という現実は、100%を変えることはできません。
ですが、問題は「受け止め方を変えられるかどうか?」ということだけです。
受け止め方を変えるだけで、どんな現実も明るく受け止めることは可能です。
マイナスに受け止めることは簡単ですが、それに負けずに「物事をプラスで変換」するのです。
そうしていくことで、着実に「落ち込まない性格」へと近づくことができるでしょう。
②「ないない」ではなく「あるある」と考える
僕が今まで見てきた、「落ち込みやすいネガティブな人」には共通点があります。
それは、「ないところばかりを見る」という点です。
何か失敗や不幸に見舞われるたびに
「自分に○○が足りてないから」
「あいつが○○できないから」
「会社が○○してくれないから」
と、「ないないないない」傷だらけの CD のように同じフレーズを繰り返すだけです。
僕は正直こういう人を見ていると、「イライライライラ✕10」してしまいます(笑)
このような人は、愚痴ばかり言うのでいつも元気がなく、当然マイナスに落ち込みやすい性格をしています。
さて、ここで言いたいことはもうお分かりですね?
つまりこの「ないない人間」とは逆の人間、
「あるある人間」
になろうというお話です。
あなたが今、持っているものに注目してみてください。
- 守るべき家族がいる
- 住む家がある
- 五体満足で健康だ
- まだまだ若さがある
- 今がダメでも未来がある
と、日常の中では気づきにくい、
「手の中にあるかけがえのないもの」
に視点を合わせるのです。
落ち込みやすい人は、今ある幸せに目を向けていません。
ないないと不足ばかりを指摘して、ネガティブの迷路から出ることができなくなっています。
あなたはそうならないためにも、普段当たり前のようにある幸せを見失うことなく、
「感謝の気持ちを持つことが大切」
なのです。
③人を励ますと元気になれる
あなたは人に励ましてもらったことがありますか?
長い人生の中で、
「この人の一言に救われた」
「苦しい時に助けてくれたあの人が忘れられない」
といったことが誰にでもあるかもしれませんね。
そして、そんなあなたも誰かを励ますことで得られるパワーがあります。
自分の励ましがきっかけで誰かが元気になり、生き生きと仕事している姿を見たらどうでしょうか?
なぜだか、励ましたこちら側が元気になったりします。
不思議な現象ですが、人を励ますと落ち込むことが少なくなります。
決して「落ち込む出来事が消え去る」ということはありませんが、人を励ますことによって自分の落ち込みも回復してしまうのです。
落ち込んでいた人が復活した姿を見ると、「よし、自分もヘコんではいられないな!」となります。
自分が落ち込んでいたことは、「実は大した問題ではない」ということにも気づかされます。
「明日の仕事で、また失敗してしまったらどうしよう」と、まだ起こってもいない事にとらわれていても仕方がありません。
落ち込む原因の大半は、自分の頭の中だけで「問題を大きく膨らましているだけ」と気が付くべきです。
あなたは妄想する時間がある暇な人ですか?
違いますよね。
行動した上で失敗して落ち込むならまだしも、行動する前から落ち込んでたりはしませんか?
実りのない妄想をしている時間があるなら、少しでも周りも落ち込んでいる人を励ましてみてください。
他人に優しい目を向けることで、自分が落ち込んでいる暇がなくなるはずです。
そして、そんなあなたを見た周りの人は、次はあなたを励ますために、喜んで行動してくれるはずです。
人を励ますことで自分も励まされる。
この好循環を生み出すことさえできれば、仕事の失敗なんて微々たる問題だと実感できるようになるでしょう。
④自分のことを褒めちぎる
あなたは自分で自分を責めたりしていませんか?
落ち込みやすい人には、自虐的な癖がある人が多いように思います。
日本人特有の謙虚さが災いして、無意識に自分のことを卑下したり、過小評価してしまう人がいます。
- 自分は頭が悪いから駄目だ
- 自分ほど仕事ができない奴はいない
- 自分が喋ると場の空気が悪くなる
- 職場で誰からも必要とされていない
- 何をやってもうまくいかない
このように、自分のダメなとこばかりに注目するあまり、「落ち込みやすい体質」になってしまっています。
こうならないための方法は、
「とにかく自分を褒めちぎる」
ということです。
あえてバカの一つ覚えみたいに、どんどん自分を褒めてあげましょう。
「今日1日、こんなに頑張れるとは思わなかった!」
「予定より多く作業を終わらせることができた!」
「こんなにヘコんでたのに、仕事を片付けることができた!」
「俺ってすげ~!」
と、こんな具合に褒め倒してあげてください(笑)
仮に誰も褒めてくれなくても、自分自身で褒めちぎって、少々の失敗なんて打ち消してしまいましょう。
その日一日が10として、
7がダメでも3の良いところ、8がダメでも2の良いところだったとしても…
たとえ少ない成功であっても、それは「大切にすべき成功」です。
ですから、一生懸命な自分を純粋に褒めちぎってみてください。
きっと理屈なしにポジティブになれるはずです。
⑤失敗しても人の悪口を言わない
何か失敗があるたびに人の悪口を言う人がいます。
「おれはそんな嫌な奴じゃないよ〜!」とか言っている人に限って
「悪口人間」
だったりするので、ある意味面白いです。
他人の欠点を探して悪口を言うことで、自分の失敗をうち消そうとしている。
僕は、悪口を言う人をこんな風に分析しています。
ここで何が言いたいのかと言うと、人の事を下げて自分の落ち込みを消そうとしても、それは「完全に逆効果」ということです。
他人を馬鹿にして笑って、一時的に「こいつに比べたら自分の失敗なんて」と安心はできるかもしれません。
しかし自分が他人の悪口を言っているということは、その悪口人間も「周りから悪口を言われている」確率が非常に高いのです。
そんなことに気が付くと、自分が悪口を言えば言うほど不安が増えます。
他人に仕向けた悪口は必ず、
自分への批判
となって帰ってきます。
悪口を言うたびに自分も悪口を言われて、最終的にはどんどん落ち込んでいきます。
これとは真逆に、落ち込まない人は他人の悪口を言いません。
そんなことに時間を使うぐらいなら、
自分の成長、もしくは他人への励ましや応援に注力
します。
こういうポジティブの人は、メンタルが強い傾向にあります。
ですから、他人から悪口を言われたとしても揺るがないし、そもそも気にも留めていません。
悪口はエネルギーと時間の無駄遣ですから、「やめるのが吉」ということですね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回のお話をまとめると、
「失敗しても100%落ち込まない人間」は、この世に存在しないかもですが、ちょっとした工夫でしっかりと
「予防線を作ること」
が大事ということでしたね。
そして、「失敗しても強くいられる5つの方法」として
①現実ではなく受け止め方を変える
②「ないない」ではなく「あるある」と考える
③人を励ますと元気になれる
④自分のことを褒めちぎる
⑤失敗しても人の悪口を言わない
を挙げました。
仕事の失敗を完璧になくすことは難しいですが、落ち込んでばかりもいられないはずです。
失敗は次に生かせるように反省し、同じ失敗をしないように「教訓」として活かしていきましょう。
今回のお話が、あなたの失敗を乗り越えるきっかけになれば幸いです。
それでは、今回はここまでとなります。
山元タカトブでした。