どうも、山元タカトブです!
仕事のお悩み相談室の時間です。
「仕事におけるスランプ」
これは、長く仕事をしていく上で、誰しも1度や2度経験することではないでしょうか。
スランプは、続けば精神的に辛いものですし、この先どうして良いのかわからなくなりますよね。
そこで今回は、そんなスランプの原因や解決策についてご紹介いたします。
「今まさにスランプを抱えている」
そんなあなたの気が少しでも晴れれば幸いです。
それでは、いってみましょう!
Contents
そもそもスランプとは何?
スランプは、心理学的に言うと
「自意識過剰」
の状態に当たります。
つまり、自分のことを高く評価しており、
「こんなカンタンな事が自分にできないわけがない」
と思っている事柄に対して、
「できなかった時の自己嫌悪」
これがスランプの正体です。
また、体感的に言うなら
「最近何をやっても上手くいかない…」
といった精神状態、一般的にこれを「スランプ」と表現していると思います。
ですが、ここで大切なことは、スランプに陥る人は、
- 何かを頑張ろうとしている人
- 前を向いている人
だということです。
仕事を頑張ろうとしていない人にスランプは来ませんし、何も行動していない人にもスランプは来ません。
つまり、スランプに陥っているあなたは、既に
「何かを頑張っている、もしくは行動している」
ということを自覚してほしいと僕は思います。
それは、あなたが気付いていないだけで、すごいことなのです。
ですから、スランプだからといって「自信」を無くさないでください。
これが一番始めにお伝えしておくべきことです。
スランプに陥る原因
スランプに陥るのは、色々な原因があります。
このことを細かく認識しておくことで、自分の状態を客観的に見ることができ、スランプへの対処がしやすくなります。
ぜひ参考にしてみてください。
それまでが非常に好調だった
誰しも、「タイミングが良いことで絶好調になる時期」があります。
- たまたま良いお客さんに巡り会えた
- たまたま皆が協力的だった
- たまたまチーム全体の調子が良かった
などです。
このような時は「なにかと自然に成功する事が多い」のです。
ですが、それを基準にしてしまうと、当然通常時には
「絶好調のときよりは低く見えてしまう」
ものです。
これが「よくおちいるミス」であり、
「たまたま成功した自分を過大評価しすぎている」
という状態です。
あなたが絶好調で調子に乗っているときほど、
- その成功が幸運による偶発的な成功なのか?
- それとも実力に裏打ちされた必然的な成功なのか?
ということを客観的に見るべきです。
そうすることで、失敗したときの原因や要因などを冷静に判断でき、スランプに備えることができます。
つまりは、
「調子の波に左右されることが少なくなり精神的安定を保ちやすくなる」
という効果が生まれるわけですね。
仕事がルーティーン化してきた
最初は、仕事をこなすのに精一杯だったとしても、段々と慣れてきて、
「最終的にはそれほど考えなくても動くことができるようになる」
というのは、誰にでも経験があると思います。
これを「ルーティーン化」といいますが、ルーティーンもマンネリになってくると
「できて当たり前」
という感覚になってきます。
そのため、もしも突然できなくなった時に、パニックに近い状態になることがあります。
これもスランプにおちいる原因の一つなのです。
悪い方に目が向くネガティブな状態にある
ネガティブな状態のときには、出来なかったことにばかりに目がいくものです。
それだけではなく、例え出来たことでも、その中の出来なかった部分に目がいきます。
契約を取れたとしても、
「全体の成約率を考えれば大した誓約ではない」
「この案件は誰がやっても出来たものであって、自分の実力ではない」
といった風に悲観的になる事があります。
その結果、
「出来ていない自分」
にばかり目を向けることがスランプにおちいるきっかけになるのです。
スランプを脱するにはどうするか?
では、スランプはどの様に脱すれば良いのでしょうか。
比較的実践しやすいテクニックをご紹介いたします。
出来たこと・出来なかったことを数値化して計測する
スランプを脱するために最も有効なのは
「現状を正確に把握し、本当に客観的に見て悪い状態なのか」
ということを判断することです。
出来ていた時の数値もあれば理想ですが、特にスランプを感じてから実践しても大丈夫です。
方法としては、毎日の仕事を客観的に図れる数値にし、それを観測します。
そうすると
「あれ?だめだと思っていたのに、成約率が30%以上あるじゃないか」
「あれ?売上は落ちているけど、利益率は上がっているじゃないか」
といった形で、気付ける事があります。
これは、なんとなくの感覚ではなく、客観的な数字にするからこそできることなのです。
こうすることで、精神的にはマイナスに感じていた結果であっても、
「必ずしも数字的には悪い結果ではない」
とポジティブになることができます。
どんなビジネスにも言えることですが、客観的に分析できるデータは多いに越したことはありません。
数字化には少し手間がかかりますが、
「転ばぬ先の杖」
としてデータを取っておくと良いでしょう。
やり方を思い切って変えてみる
少しおかしな言い方に感じるかもしれませんが、
「せっかくスランプに落ちている」
のであれば、それはあなたにとって大きなチャンスである可能性があります。
どういうことかと言うと、
「今まどでのやり方を変えることで、大きなチャンスを物にできるかもしれない」
ということです。
前項でも述べたように、ルーティーン化している可能性のある今の仕事にとって、そのやり方が
「本当に正しいのか?」
「もっと効率的な方法があるのではないか?」
ということを考えるチャンスでもあるのです。
これはつまり、
「今までで、これが最良・常識と思っていたことを一度リセットしてみる」
という考えを持つことです。
スランプとは、あなたが今まで培ってきた「常識の鎖」に縛られている状態でもあります。
落ち込んでいるときこそ発想を180度ガラリと変えて、一度も試したことのない方向で解決策を探してみてはいかがでしょうか。
そうすることで、今まであなたが気づきもしなかった「まったく新しい道」が見えるかもしれません。
「出来た理由」を考えてみる
スランプに陥った時に、
「出来なかった理由」
ばかりを探してしまう人は、是非
「出来た理由」
を考えてみましょう。
例えスランプであっても、100回の内1回くらいは成功していませんか?
その成功の理由を探し、それを参考に次の行動を取ってみましょう。
そうすると、徐々にその回数が増えてきて、いつの間にかスランプを脱しているということがよくあるのです。
あなたがしている仕事や何かにおいて、それが難しければ難しいほど「成功すること」は素晴らしいことなのです。
貴重な成功であれば、その成功を細かく分析することで
「活路を見出す」
ことができるはずです。
まとめ
今回は、スランプの原因や対処法について見てきました。
スランプを抜け出す方法としては、
- 出来たこと・出来なかったことを数値化して計測する
- やり方を思い切って変えてみる
- 「出来た理由」を考えてみる
でしたね。
確かにスランプは辛いものですが、それはあなたに能力があり、行動しているという証拠になります。
だからこそ、ぜひそのスランプを脱しましょう。
そして、苦難を乗り越えたあなたが
「より一層大きな成功」
を掴むことを切に願っています。
では、今回のお話は以上となります。
山元タカトブでした。